どんなに気をつけて生活していても、壁を傷つけてしまうことってありますよね。
うちの場合は息子が赤ちゃんの頃に齧ってしまって壁の角がえぐれていました。
赤ちゃんが壁を齧ってしまうことへの対策はこちらの記事で紹介しています。
今回引っ越しをすることになったので、ちょっとでも綺麗にできないかと調べていたところ日本ミラコン産業さんのクロス型取りなおし3点セットに辿り着きました。
日本ミラコン産業 クロスの補修 クロス型取りなおし3点セット
クロスの補修というと部分的にクロスを貼り替えるのが一般的な方法かなと思います。でも同じクロスを用意するってなかなか難しいですよね。
日本ミラコン産業「クロス補修 クロス型取りなおし3点セット」はクロスの模様を型取りし、それをパテに転写するというもの。
なかなか大胆な方法ですよね。
クロス型取りなおし3点セットの使い方
今回補修したい壁はこちら。わかりやすいようにマスキングテープで囲いました。
壁紙がめくれるだけでなく中までえぐれている状態です。
キットを開封すると3種類の材料が入っていました。
壁に塗るパテ剤(黄色)、型取り用のA剤(赤)とB剤(青)の3点です。
クロスの型を取る
まずはクロスの型を取ります。使用するのはA剤とB剤。
中身は白色と青色のシリカ。粘土みたいな感触でした。
同量を練ってムラがなくなるまで混ぜ合わせます。
水色っぽい色になりました。
今回補修したい壁紙は1種類のみだったので全量使いましたが2つある場合は半分に分けても良さそうです。
これを無傷の壁紙に貼り付けます。10分くらいで固まりました。
固まったらペリッと剥がします。綺麗に剥がれました。壁紙の模様もついています。
傷をパテで埋める
壁の傷を黄色の容器に入ったパテ剤で埋めていきます。
こちらも粘土のような感触。ベタつくこともなく、扱いやすいです。
白色ですが、絵の具を混ぜて着色することもできるそう。
模様を転写する
傷を埋めたら先程取った型を押し付けて模様をつけます。
このパテ剤は硬化するのに12時間ほどかかるので、模様をつけるのに失敗してしまってもやり直しが可能です。
完成!どうでしょうか?
壁紙がまっ白ではなく、茶色っぽい色がまだらについていたので完全に元通りとはいきませんが、かなり目立たなくなったのではないでしょうか。
おわりに
ミラコン産業「クロス補修 クロス型取りなおし3点セット」を使用して壁の補修をしてみました。
色が少し違うので「補修したな」とわかるレベルですが随分マシになりました。
白一色の壁紙で小さな傷だったらかなり目立たなくできるのではないかと思います。
ちなみに退去時に修繕費用の請求はありませんでした!(退去時のチェックが厳しいと言われている大東建託の物件だったのでビクビクしていました。良かった〜!)
値段も手頃で作業自体はとても簡単なので、気になる傷のある方は試してみて下さい。