Switch Bot見守りカメラをご提供頂きました。
Swich Bot見守りカメラは、
- フルHD、1080Pの高画質画像
- ナイトビジョンモード
- パン・チルト機能(水平360°、垂直115°)
- 双方向通話
- 動体検知&アラート通知
- 移動追跡
- 巡航機能
- プリセットポイント設定
- プライバシーモード
- 他SwitchBot製品との連携
これだけの機能がついて4000円台と低価格。
実際に1ヶ月使ってみたのでレビューしていきます。
同じ価格帯のパン・チルトネットワークカメラ、TP-LinkのTapoC200とも比較していますので迷っている方の参考になれば嬉しいです。
Switch Bot 見守りカメラの外観とその特徴
こちらがSwitch Bot見守りカメラです。
ころんとしたフォルムで余計な装飾がなく、スッキリとしたデザインです。
ロゴもついていません。
背面にはスピーカーとmicroUSB電源コネクタ、リセットボタン。
底面。台座を取り付ける溝がついています。
台座を使うことによって壁や天井にも設置可能。
カメラを一番上まで上げるとマイクロSDカード(最大128G)の差し込み口が現れます。
カメラを一番下まで下げるとプライバシーモードに。物理的にカメラを隠すことができます。
Swicth Bot見守りカメラの内容物
同梱物は以下の通りです。
- カメラ本体
- micro USBケーブル(2m)
- 台座
- 取り付けネジ、アンカー
- 取り付け用ステッカー
- 取扱説明書
- リセットピン
USB-A電源アダプタは同梱されていませんので注意が必要です。
代わりにAmazonの100%OFFクーポン券が入っていました。
手持ちのUSB電源アダプタがなければすぐに使い始めることができないのはちょっと残念ですね。
microUSBでの給電というのは嬉しいポイント。同梱されているmicroUSBケーブルは天井に設置することも想定して2mという長さですが、設置場所によっては長さが余ることも。そんな時は自分で短いケーブルを用意することでスッキリと設置することができます。
Switch Bot見守りカメラを実際に使ってみた
鮮明で綺麗な映像
子供部屋に置いてみました。1,080P、フルHDなので映像は鮮明で綺麗ですね。これは全画面表示にした時の様子。
ナイトビジョンもこの通り。寝ているこどもの見守りに便利です。
アプリのアイコンもわかりやすく、左から全画面表示、スクリーンショット、双方向通話、録画となっています。
カメラボタンを押すと、スクリーンショットを撮ることができます。
子どもの遊んでいる姿や寝かしつけの様子など自然な姿を撮ることができるので地味に重宝しています。
通話は設定で双方向か単方向かを選べるようになっていて、双方向だと電話のアイコン、単方向だとマイクのアイコンになります。
水平360°、垂直115°の首振りで死角なし!移動追跡も
首振り機能で部屋全体を見渡すことができます。
パン・チルト機能は上下左右ボタン以外にも映像を指でスワイプさせることで動かすことができます。直感的に操作できていいですね。
移動追跡機能をオンにすれば人やペットの動きに合わせてカメラが自動で追ってくれます。(横方向のみ対応)
アレクサ (Echo Show)にも対応
Echo Showなどの画面付きのスマートスピーカーにも対応しています。
「アレクサ、カメラを見せて。」と言えばこの通り。
Echo Show5では映像を見ることと、通話機能は使えました。パンチルト機能は使えず。
動体検知&通知で侵入があった場合すぐに気づける
動体検知をするとスマホやApple Watchにリアルタイムで通知が来るのですぐに気づけます。
microSDカードを挿しておけば動体検知をすると録画をしてくれるので後から見返すこともできます。(録画は動体検知ごとだったり、連続的にだったり設定で変更可能です。)
防犯カメラとして使いたい場合は月額制のクラウドサービスもあります。物理的にカードを抜かれてしまったり、カメラごと持ち去られてしまってもデータが残るので安心です。
感度は低・中・高と選べて、人体のみに反応する設定も可能です。カーテンやペットによる誤検出を防止してくれます。
TP-Link Tapo C200との比較
我が家でもともと利用していたTP-LinkのTapo C200と比較してみました。
Switch Bot | Tapo C200 | |
価格 | 4,480円 | 4,190円 |
サイズ(mm) | 78×78×107 | 85×85×118 |
首振り角度 | 水平360° 垂直115° | 水平360° 垂直114° |
最大画質 | フルHD 1080P | フルHD 1080P |
動体検知機能 | ○ | ○ |
人体検知機能 | ○ | △(月額サービス加入で利用可) |
音検知機能 | × | △(月額サービス加入で利用可) |
自動追跡機能 | ○ | △(月額サービス加入で利用可) |
双方向通話機能 | ○ | ○ |
プライバシーモード | ○ | ○ |
サイレン機能 | × | ○ |
巡航機能 | ○ | × |
プリセットポイント | ○ | × |
複数デバイス同時視聴 | × | ○ |
シーン設定 | ○ | × |
我が家ではTapoは寝室で子どもが寝た後の見守り用として使っていて、パンチルト機能付きですが割と定点カメラのように使っていました。あんまり動かす必要がなかったのもあるんだけど、自分で操作しないといけないんですよね。
その点Switch Botは追加料金なしで自動追跡機能が利用できるので、自動でカメラの向きを変えてくれるのは便利だなと感じました。特にペットや遊んでいる子どもの見守りには重宝しそうです。
Switch Botには巡航機能もあって、時間を設定すると部屋をぐる〜っと見回してくれるという機能です。
こういった自動で動くという点で首振り機能の意義があるなぁと感じました。
少し気になったのは動作音です。
首振りの時の音がTapoC200と比較すると少し大きいです。うるさいと言うほどではないけれど、静かな環境ではちょっと気になりました。
Tapoでは4台のカメラを同時に視聴できるようになっています。Switci Botもこの機能は搭載して欲しいですね。アップデートに期待します。
シーン設定が便利
Switch Bot見守りカメラではアプリでシーン設定ができます。
シーン設定は時間や曜日だったり、他のSwitchBot製品をトリガーにして動体検出のオンオフ、プライバシーモードのオンオフ、録画のオンオフ、プリセットポイントに移動というアクションを起こすことができます。
プリセットポイントというのは特定の位置を登録しておくことができて、Switch Bot開閉センサーなんかと組み合わせれば開閉センサーが反応したらカメラがドアの方を向く、なんて設定も可能に。
我が家では、家にいる時間帯はプライバシーモードがオンになるようにシーンで設定しています。
シーンを作ってウィジェットに表示させておくとアプリを開かずに操作できて便利です。
Switch Bot見守りカメラを使ってみた感想
低価格ながらも機能が満載で驚きました。
動体検知をするとすぐに通知が来るので、子どもやペットの見守りだけでなく防犯用としても十分に機能すると感じました。
見守りカメラ単体だけでも便利でしたが、他のSwich Bot製品と組み合わせることで色々とアクションを起こすことができるのは面白いですね。
センサー類も試してみたくなりました!
SwichBotシリーズはどんどん新しい製品が出てくるし、既存の製品もアップデートされて使いやすくなっているので今後も楽しみです。
↓こっちは首振り機能なしバージョン。