こんにちは。ななこ(@nanako000775)です。
今回は出産時に体験した「恥骨結合離開」について書いていきたいと思います。
恥骨結合離開になるまではこれといったトラブルもなく経過は順調でした。
妊娠・出産は本当に何が起こるかわからないものです。
恥骨結合離開とは?
「恥骨結合離開」とはその名の通り恥骨の結合部分が離れてしまうことです。
妊娠中はリラキシンというホルモンの影響によってじん帯や関節が緩みます。
妊娠・出産によって骨盤に負担がかかると恥骨の結合部分が過度に離れてしまうことがあります。これが「恥骨結合離開」です。
出産時になる場合が多いようですが、私は妊娠中・出産前になりました。
恥骨結合離開になると、
- 恥骨の激しい痛み
- 歩行困難
などの症状が現れます。
ひどいと車いす生活が2か月以上続いたり、手術が必要になる場合もあります。
原因は?
恥骨結合離開の原因として
- 赤ちゃんが大きい
- 赤ちゃんの回旋異常
- 吸引分娩や鉗子分娩
- 無理ないきみ
- 出産前から骨盤に歪みがある
- 小柄で骨盤が狭い
などが挙げられます。
私はお産の前になってしまったので、もともと骨盤が歪んでいたのだと思います。
運動不足も関係していると思います。
治療方法は?
これといった治療方法は特になく、安静にしていること。そして固定すること。
時間の経過によって開いた恥骨結合が元に戻るのを待つしかありません。
産後はひたすら骨盤ベルトで固定していました。
骨盤ベルトですが、正しい位置で巻かないと逆に悪化させる場合があります。
妊娠中から使っていたのですが、どうやら巻く位置が上すぎたようです。
骨盤ベルトを使う際には助産師さんなどに指導してもらうと良いでしょう。
どのくらいで治るの?
私の場合ですが、
産後10日:頑張ればゆっくり前に歩くことも可能。
産後1か月:痛みは多少あるものの、日常生活は普通におくれる。
痛みが完全に無くなるのには、2か月ほどかかりました。
私はお産の前に恥骨結合離開になり、帝王切開で出産しました。
普通分娩で出産していたら、もっと酷くなって回復にも時間がかかったと思います。
さいごに
今も恥骨結合離開で苦しんでいる方へ、
恥骨結合離開は必ず改善します。
授乳以外は母親でなくてもできます。今は周りの人たちに甘えましょう。
私も恥骨結合離開になって、周りの人たちの支えにすごく救われました。
今は赤ちゃんのお世話ができなくて辛いかもしれませんが、愛情は伝わっているはずですよ^^